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2018年5月 | IT Tool導入支援事業者採択 |
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2018年8月 | セキュリティアクション レベル2宣言 |
2018年9月 | 情報セキュリティ方針公開 |
従来は移動票又は現品票を出荷後も保存しておく事で、それらの資料を辿り出荷品の素材を追跡したり、同一ロット生産品がどのくらいあるかを把握する方法で対応していました。
その為、大量の紙を保存しておかねばならなかったり、取引先から問い合わせがあった際は大量に保管された資料の中から必要な情報を探し出す時間が多大にかかるため、お客様にも迅速な回答を行うことが困難でした。
生産計画等、会社全体では生産管理システムを運用していたとはいえ、生産現場において今までコンピュータシステムに触れる事の無かった方々の運用を意識した打ち合わせを実施した際は、様々な課題が洗い出されました。中でも入力インターフェースについては極力操作を減らす事に着目し、バーコードスキャナを採用しました。
工程移動票やご担当者様をバーコード管理し、可能な限り素材にもバーコードを付加する事で、キーボードやマウスの使用頻度を低減する運用への道筋をつけたのです。
トレーサビリティシステムを導入する事により、出荷した製品の製造時における工程情報や使用素材を、複数の検索項目から多角的に検索でき、瞬時に把握が可能となったため、取引先の信頼感や安心感が大きく高まり顧客満足度の向上につながりました。
導入システム | 序列システム |
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課題 | 納品順序の厳守が指示されているが、確認には指示書に記載されている物と積み込む品物を目で見て判断するしかなく、時間と労力を割く必要があった。 |
解決策 | 現品票のスキャニングによる順序確認システムを導入する事で解決。 |
指示通りの出荷に気を配っていても、確認には指示書に記載されている物と積み込む品物を目で見て判断するしかなく、時間がかかる事に加えて見間違いなどの理由でミスの可能性がありました。
出荷順序に照らし合わせ、どのようにして作業効率と精度を上げれば良いか検討を重ね、製品の現品票をハンディターミナルでスキャニングしホストの序列情報と付き合わせる手法をシステム化することになりました。
担当者はハンディターミナルでスキャニングしたデータをチェックするプログラムを実行する事により、序列に対応した順番で出荷出来ているかを確認することが可能となり、またそれらのスキャニング情報をホストの履歴データとして残す事で、出荷時の情報を後で確認する事も可能になりました。
序列システムを導入する事により、出荷時の出荷順ミスを大幅に抑制する事が可能になり、取引先の信頼感や安心感が大きく高まり顧客満足度の向上につながりました。
導入システム | 資材梱包システム |
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課題 | 1ヶ月分の実績を必要とする資料の作成が同じ時期に集約される為、時間と労力を割く必要があった。 |
解決策 | 決定事項をマスタ化し、実績情報をバーコードで読取、管理する事で作業時間の短縮と精度向上をサポートするシステムを導入する。 |
実際に使用した資材を手作業にて集計する為、請求書や各種集計資料等の作成に労力が必要となり大きな負担となっていました。
あらかじめ梱包仕様パターン(構成)・資材・単価等をサイズ・重量別に細かく分類してマスタ化し、梱包指示書のバーコードを読込む事で、使用された資材の集計を自動的に行えるように設計しました。
資材をマスタ化した事により、メンテナンス性が向上。ハンディーターミナルを導入する事で作業を簡略化する事ができ、入力によるミスが削減され、各種集計資料の作成がスムーズ(時間短縮)に行え、精度の向上にもつながりました。